最終更新日 2004年9月26日

芥川賞・直木賞候補作品を読む

●芥川賞・直木賞候補作品について
これまでに発表された膨大な日本文学作品の中からいくつかを手にとって紹介しようとする際、ふと思ったことがある。
それは多くが芥川賞や直木賞の候補になっているということだ。考えてみれば当然のことなのかもしれないが、今では著名となっている作家の初期の作品が、かつて芥川賞・直木賞候補になっていたという例も少なくない。そのため、日本文学を広く楽しもうとするなら、受賞作品はもとより、候補作品を読むのも手だと思った。
国内はもとより、国外でも評価の高い村上春樹や吉本ばなななどが選にもれていることなどから、決して芥川賞・直木賞至上主義という立場はとらないが、一指標として考え、好作品を取り上げていきたい。
                 →これまでの芥川賞・直木賞候補作品リストを見る(制作中)


近日アップ予定
第051回(昭和39年上半期)芥川賞候補 山川方夫『愛のごとく』
第100回(昭和63年下半期)芥川賞候補 清水邦夫『月潟鎌を買いにいく旅』
第101回(平成元年上半期)芥川賞候補 荻野アンナ『うちのお母んがお茶を飲む』
第103回(平成02年上半期)芥川賞候補 小川洋子『冷めない紅茶』
第057回(昭和42年上半期)直木賞候補 野坂昭如『受胎旅行』
第066回(昭和46年下半期)直木賞候補 田中小実昌『自動巻時計の一日』


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