最終更新日 2016年4月25日

O・ヘンリ賞受賞作品を読む

●O・ヘンリ賞について
短編小説の巨匠であるO・ヘンリの名を冠するところから察せられる通り、毎年アメリカの定期刊行物に発表された短編の中から選ばれる賞。過去の受賞者にはフィッツジェラルド、ヘミングウェイ、フォークナー、スタインベックといった大御所をはじめ、カポーティ、サローヤン、ボウルズ、サリンジャー、アップダイク。それにカーヴァー、ジョン・アーヴィング、バーセルミ。ピンチョンやマッカラーズ、パトリシア・ハイスミス、レイ・ブラッドベリ、ウディ・アレンなど錚々たる顔ぶれ。文学賞というと、何かしらの文学的傾向がありそうなものだが、この賞は守備範囲がとても広い。短編小説に与えられる賞=アメリカ版芥川賞と思いきや、少し趣が異なる。ここでは歴代の受賞作品を少しずつ紹介していきたい。
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【作品レビュー】     

最新アップ状況
NEW! 1956年 ジョン・スタインベック「M街七番地の事件」(2013.12.29)



目 次
1925年
(Best Short Short) メアリー・オースティン「パパゴウの婚礼」

1927年
(Second Prize) アーネスト・ヘミングウェイ「殺し屋」

1928年
(Best Short Short) ゾーナ・ゲイル「婚礼の池」

1930年
(Best Short Short) マーク・コネリー「検死審問」

1931年
(Best Short Short) オリヴァー・ラ・ファージ「幽霊屋敷」








1933年
アースキン・コールドウェル「スウェーデン人だらけの土地」

1934年
(First Prize) ルイス・ポール「ジェドウィックもう大丈夫だ」
ジョン・スタインベック「殺人」

1935年
ウィリアム・サローヤン「五つの熟した梨」
トマス・ウルフ「ブルックリンを知ってるのは幽霊だけ」
ジェローム・ワイドマン「父は闇に想う」








1938年
(First Prize) アルバート・モルツ「この世でいちばん幸せな男」
ウィリアム・サローヤン「美しい白馬の夏」

1939年
アーウィン・ショー「金曜日の夜の神」

1940年
マージョリー・K・ローリングズ「ペリカンの影」

1942年
カーソン・マッカラーズ「騎手」

1943年
ウィリアム・サローヤン「刃のように花のように」
カーソン・マッカラーズ「木・岩・雲」

1945年
(First Prize) ウォルター・ヴァン・ティルバーグ・クラーク「風と雪」

1946年
トルーマン・カポーティ「ミリアム」
パトリシア・ハイスミス「ヒロイン」










1948年
(Third Prize) レイ・ブラッドベリ「発電所」

1949年
シャーリー・ジャクソン「くじ」

1950年
(First Prize) ウォーレス・ステグナー「小鴨」

1951年
カーソン・マッカラーズ「過客」

1954年
(Third Prize) リチャード・ウィルバー「キャッチボール」

1955年
(First Prize) ジーン・スタフォード「動物園で」
ジョン・チーヴァー「ニューヨーク発五時四十八分」

1956年
(First Prize) ジョン・チーヴァー「郊外住まい」
ソール・ベロー「ゴンサーガの原稿」
ジョン・スタインベック「M街七番地の事件」







1960年
(Second Prize) フィリップ・ロス「信仰の擁護者」
ハーバート・ゴールド「愛してるとか好きだとか」







1963年
(First Prize) フラナリー・オコナー「すべて上昇するものは一点に集まる」
テリー・サザーン「地図にない道」

1964年
バーナード・マラマッド「ユダヤ人鳥」

1965年
ドナルド・バーセルミ「マージン」
ピーター・S・ビーグル「死の舞踏」

1967年
(First Prize) ジョイス・キャロル・オーツ「氷の世界」







1970年
(First Prize) ロバート・ヘメンウェイ「ビートルズと歌った女」

1972年
マージェリイ・フィン・ブラウン「リガの森では、けものはひときわ荒々しい」









1974年
レイモンド・カーヴァー「他人の身になってみること」

1975年
レイモンド・カーヴァー「あなたお医者さま?」





1976年
(Special Award for Continuing Achievement) ジョン・アップダイク「別居」

1978年
(First Prize) ウディ・アレン「クーゲルマスのお話(ボヴァリー夫人の恋人)」

1981年
(First Prize) シンシア・オジック「ショール」
ジョン・アーヴィング「インテリア空間」

1983年
(First Prize) レイモンド・カーヴァー「ささやかだけれど、役にたつこと」








1985年
アイリーン・レイモンド「ジャックに賭ける」
トバイアス・ウルフ「シスター」

1988年
(First Prize) レイモンド・カーヴァー「使い走り」

1989年
T・コラゲッサン・ボイル「沈む家」

1993年
(First Prize) トム・ジョーンズ「拳闘士の休息」

1996年
(First Prize) スティーヴン・キング「黒いスーツの男」







1999年
ジュンパ・ラヒリ「病気の通訳」

2000年
レイモンド・カーヴァー「薪割り」








2001年
デイヴィッド・シックラー「スモーカー」
ジョージ・ソウンダース「パストラリア」
ピンクニー・ベネディクト「ゾグ19」

2002年
アンソニー・ドーア「ハンターの妻」











近日アップ予定 
1929年(First Prize) ドロシー・パーカー「ビッグ・ブロンド(大柄なブロンド美人)」
1939年(First Prize) ウィリアム・フォークナー「納屋は燃える」
1959年(First Prize) ピーター・テイラー「ヴィーナス、キューピッド、愚行そして時間」
1962年(Second Prize) トマス・ピンチョン「秘密裡に」
1967年(Second Prize) ドナルド・バーセルミ「月が見えるだろ?」
1969年(Third Prize) ジョン・バース「びっくりハウスの迷子」
1985年(First Prize) スチュアート・ダイベック「熱い氷」
1998年(Second Prize) スティーヴン・ミルハウザー「ナイフ投げ師」
2001年(Special Award for Continuing Achievement) アリス・マンロー「浮橋」



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