1956年の創刊から新旧の上質な海外ミステリ作品を紹介し続け、
常にトップランナー的な役割を担ってきた日本語版エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン(EQMM)。
本企画では、そんなEQMMで取り上げられた作品を、まずは創刊号から通巻020号までを目標に紹介していく。
                 (2005.3.26/菅井ジエラ)

【「エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン」掲載作品紹介】
<1956年07月号(創刊号)〜1958年02月号>

1956年07月号(01巻01号 通巻001号)創刊号
「魔の森の家」          カーター・ディクスン
「三人目の男」          スチュアート・パルマー&クレイグ・ライス
「ジャラッキ伯爵釣りに行く」   トーマス・S・ストリブリング
「運転席」            エラリイ・クイーン
「パーティーの夜」        スタンリイ・エリン
「喜歌劇殺人事件」        ジェームス・ヤッフェ
「雇われ探偵」          ダシエル・ハメット
「死者を鞭うつ勿れ」       ジョン・コリア
「エメラルド」          マイクル・イネス


1956年08月号(01巻02号 通巻002号)
「夢みるなかれ」         フィリップ・マクドナルド
「お宅のお庭はどうしたの」    アガサ・クリスティー
「ジャラッキ伯爵への手紙」    T・S・ストリブリング
「男子専用」           ロイ・ヴィカーズ
「水中の死体」          ルーファス・キング
「被告」             エラリイ・クイーン
「おとなしい兇器」        ロアルド・ダール


1956年09月号(01巻03号 通巻003号)
「暗い旅路」           フランシス・アイルズ
「ポウ廟の殺人」         ネドラ・タイア
「エメラルド色の空」       エリック・アムブラー
「ウィリアム・ウィルスン事件」  ジョン・ディクスン・カー
「ワグスタフ家の真珠」      ミニヨン・G・エバーハート
「追いつめられて」        チャールズ・ディケンズ
「賭博クラブ」          エラリイ・クイーン
「12の紫水晶」          スチュアート・パルマー
「悪者は俺に任せろ」       ジョン・D・マクドナルド
「後ろを見るな」         フレドリック・ブラウン


1956年10月号(01巻04号 通巻004号)★特集:本格中篇探偵小説
「天外消失」           クレイトン・ロースン
「出口はわかっている」      ナイオ・マーシュ
「解剖学教程」          マイケル・イネス
「白の研究」           ニコラス・ブレイク
「骨折り損のくたびれもうけ」   ジョン・ロス・マクドナルド
「あなたのお金を倍に」      エラリイ・クイーン
「決断の時」           スタンリイ・エリン


1956年11月号(01巻05号 通巻005号)
「100パーセント・プラン」     ジェイムズ・ヒルトン
「耳飾り」             ウイリアム・アイリッシュ
「味」               ロアルド・ダール
「黒い小猫」            A・H・Z・カー
「冷蔵庫の中の赤ん坊」       ジェイムズ・M・ケイン
「匿された金」           エラリイ・クイーン
「髪ひとすじ」           ニック・カーター
「一度でたくさん」         アントニイ・ギルバート


1956年12月号(01巻06号 通巻006号)特集:アガサ・クリスティー
「六つの陶器人形」         アガサ・クリスティー
「消えた設計図」          アガサ・クリスティー
「プリマス急行」          アガサ・クリスティー
「クラブのキングに気をつけろ」   アガサ・クリスティー
「燕京畸譚」            ヘレン・マクロイ
「波止場の殺人」          バッド・シュールバーグ
「影の影」             マイケル・イネス
「サンタクロースの受持区域」    レックス・スタウト
「穴のあいた記憶」         バリイ・ペロウン
「黒い台帳」            エラリイ・クイーン


1957年01月号(02巻01号 通巻007号)
「奇蹟を解く男」          カーター・ディクスン
「死者もし語るを得ば」       コーネル・ウールリッチ
「六ペンスの歌」          アガサ・クリスティー
「ママは祈る」           ジェイムズ・ヤッフェ
「二本のするどいナイフ」      ダシエル・ハメット
「暗殺者クラブ」          ニコラス・ブレイク
「主義の女」            ロイ・ヴィカーズ


1957年02月号(02巻02号 通巻008号)特集:5つの中篇傑作
「感ちがい」            ジョン・ディクスン・カー
「正義とはなにか」         ヒュウ・ペントコースト
「声なき殺人」           ミニヨン・G・エバーハート
「真昼の犬」            レックス・スタウト
「殺人数学」            コーネル・ウールリッチ


1957年03月号(02巻03号 通巻009号)
「告別」              ロアルド・ダール
「世界の涯にて」          ロード・ダンセイニ
「スペインの伊達男」        スチュアート・パーマー
「籬をへだてて」          シャーロット・アームストロング
「11才の証言」           Q・パトリック
「晩餐後の筋書」          コーネル・ウールリッチ
「ブレッシントン計画」       スタンリイ・エリン


1957年04月号(02巻04号 通巻010号)
「牧歌」              ジェイムズ・M・ケイン
「死の舞踏」            コーネル・ウールリッチ
「情熱なき犯罪」          ベン・ヘクト
「埃だらけの抽斗」         ハリイ・ミューヘイム
「優しき天使」           E・C・ベントリイ
「俺が殺ったんだ」         トマス・ウォルシュ
「身代金」             パール・S・バック
「自供書売ります」         L・J・ビーストン


1957年05月号(02巻05号 通巻011号)
「魔法の帽子」           マージャリイ・アリンガム
「女の罠」             ベン・ベンスン
「贋金つくり」           レスリイ・チャータリス
「魅せられた死」          コーネル・ウールリッチ
「犯罪学講義」           G・D・H&M・I・コール
「樽を空けろ」           ジョフリイ・ハウスホールド
「1999年」             フレドリック・ブラウン
「獅子使いの男」          ジャック・ロンドン
「料理女の行方」          アガサ・クリスティー


1957年06月号(02巻06号 通巻012号)
「女を探せ」            ケネス・ミラー
「ボートの青髭」          ロイ・ヴィカーズ
「グッドバイ、グッドバイ!」    クレイグ・ライス
「死とのあいびき」         コーネル・ウールリッチ
「天国への登り道」         ロアルド・ダール
「幽霊に手錠はかけられぬ」     マニング・コールズ
「スクィーキイ最初の事件」     マーガレット・マナーズ


1957年07月号(02巻07号 通巻013号)
「二重露出」            ベン・ヘクト
「やさしき兄」           デイヴィッド・アリグザンダー
「ついてきてごらん」        ヘンリイ・ネビル
「七月の雪つぶて」         エラリイ・クィーン
「お金を千倍する法」        フランク・グルーバー
「太鼓は鳴らなかつた」       ベン・A・ウイリアムズ
「あざみの綿毛」          H・C・ベイリー
「貰いそこねた分け前」       スチュアート・パーマー&クレイグ・ライス
「金箔つきのげす野郎」       シリル・ヘアー
「こどもの時間」          マーティン・ガードナー


1957年08月号(02巻08号 通巻014号)
「木槌」              ジェイムズ・ヒルトン
「山火事」             ジェームズ・M・ケイン
「完全犯罪」            フレドリック・ブラウン
「白柱荘の殺人」          G・K・チェスタートン
「天衣無縫」            オクテイヴァス・R・コーエン
「夢を見すぎた男」         クェンティン・レナルズ
「レスター・リース作家になる」   E・S・ガードナー


1957年09月号(02巻09号 通巻015号)
「木陰の道」            ジョン・ディクスン・カー
「愛のきずな」           ウォルト・シェルドン
「船長には絶対服従」        ドナルド・マクナット・ダグラス
「遺書」              トマス・キッド
「帽子の女」            アントニイ・バークリイ
「グラーズ作『少女像』」      フリーマン・ウィルス・クロフツ
「ディグベリイ氏の完全犯罪」    アンソニイ・アボット
「上海のアメリカ人」        ヴィンサント・スターレット
「百万にひとつの偶然」       ロイ・ヴィカーズ


1957年10月号(02巻10号 通巻016号)
「緑の氷」             スチュアート・パーマー
「海外電報」            T・S・ストリブリング
「幸運の蹄鉄」           アントニイ・ギルバート
「マクベス夫人」          ローレンス・G・ブロックマン
「家族の一人」           ジェイムズ・ヤッフェ
「お気に召すまま」         メイブル・シーリイ
「ラッフルズと死神」        バリイ・ペロウン
「ルウシイの初恋」         Q・パトリック
「歌うダイアモンド」        ヘレン・マクロイ


1957年11月号(02巻11号 通巻017号)
「罠を探せ」            スチュアート・パーマー&クレイグ・ライス
「権威の象徴」           ヘンリイ・スレッサー
「魔霊殺人事件」          フレドリック・ブラウン
「奇妙な魚」            ケム・ベネット
「見えない扉」           マージャリイ・アリンガム
「殺人模様」            チャールズ・B・チャイルド
「幸運な刑事」           スティーブ・フィッシャー
「四階の部屋」           アガサ・クリスティー
「打ちそこなったゴルフボール」   ケリイ・ルース
「ラッフルズと皇女アーメン」    バリイ・ペロウン


1957年12月号(02巻12号 通巻018号)
「舞踏会」             F・S・フィッツジェラルド
「蝙蝠の王」            ジェイムズ・ヒルトン
「見方の問題」           エドマンド・クリスピン
「巡査殺し」            レックス・スタウト
「奇蹟は起る」           エラリイ・クイーン
「クリスマスが来たら」       スティーヴ・フィッシャー
「9ポンドの殺人」          ロイ・ヴィカーズ
「クリスマス・イヴの凶事」     スタンリイ・エリン


1958年01月号(03巻01号 通巻019号)
「鳩の好きな女」          Q・パトリック
「殺した男」            ジェイムズ・M・ケイン
「女か虎か(&三日月刀の促進士)」 F・R・ストックトン
「化かされた巡査」         ドロシイ・L・セイヤーズ
「死の日記」            マーティン・カンバランド
「追うものと追われるもの」     スティーヴ・フレイジー
「タイムズ・スクエアの魔女」    エラリイ・クイーン
「スープの中のストリキニーネ」   P・G・ウッドハウス


1958年02月号(03巻02号 通巻020号)
「魔法の絵」            マイケル・イネス
「首のない男」           トマス・W・ハンショウ
「三人の寡婦」           エラリイ・クイーン
「轢き逃げ」            A・H・Z・カー
「女家主の弟」           エリック・アンブラー
「ある老人の死」          アーサー・ミラー
「理想の女中」           アガサ・クリスティー
「壜づめの妻」           マイクル・フェッシャー
「語るに落ちる」          リチャード・ハル
「生と死の問題」          ジョルジュ・シムノン
「手口がわかれば」         マイケル・ギルバート
「帽子のハリイ手柄噺」       フィリップ・マクドナルド






 

 

 

 

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