ピエール・カミを読む






「警官殺人事件」


人気のない広場で警官が殺された。
殺害現場に向かい、捜査を行うオルメス。

被害者の額には、赤ん坊のものと思われるほど小さな手の跡があり、死体の近くには大人の足跡があった。

地面に落ちていた小さなブリキの板を見つけたオルメス。
彼は保安局長に話すのだった。

“私の推理にまちがいがなければ、…空前絶後、ほかに類例のない、独創的な犯罪ということになる。”

今回も冴えわたる、オルメスの名推理。
(高野優訳/創元推理文庫『ルーフォック・オルメスの冒険』所収)
                (2022.2.2/菅井ジエラ)

「ピエール・カミを読む」ページトップヘ
「文芸誌ムセイオン」トップヘ

All Rights Reserved Copyright (C) 2004-2022,MUSEION.

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

inserted by FC2 system