ピエール・カミを読む






「連続殺人犯脱獄の顛末」


ルーフォック・オルメスのもとに、“あの、血まみれトランク男、ガラス切りのダイヤを狙って759人ものガラス屋を殺した犯人”が脱獄したという知らせが入った。
今朝、看守がやつの独房に入ると、窓の鉄格子が切られ、シーツを20枚つなぎ合わせたロープが塔の外側に垂れていたという。
事件解決の糸口すらつかめない当局に依頼されたオルメスは、推理をめぐらし、切られた鉄格子の手口を暴くが、どうしてもシーツの謎が解けない。
一夜明けてもなおトリックが明かせず、敗北の涙を流すオルメス。
そんな彼のもとに、脱獄のすべてを記した屈辱の手紙が犯人から届く。

《親愛なる大先生、大急ぎで一筆啓上、謎を解明して進ぜよう。……》

果たして、犯人が使った大胆な手口とは?
(稲木茉莉訳/東京創元社「創元推理18 丑三つ時から夜明けまで」所収)
                (2014.6.16/菅井ジエラ)

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