ピエール・カミを読む






「成層圏探検」


“高い地位、素人にてよし、周囲はごく閑静、高給”
新聞でそんな募集広告を見たプシットとプシュットの二人は、早速依頼主の元へ急いだ。
二人はあまりに応募者が多かったため、6時間待たされた後、やっと依頼主に会うことができたが、聞くと、科学者である彼が成層圏探検をするために、助手が二人必要になったということだった。
その後、プシットとプシュットは見事に選考をパスし、学者とともに空の探検をすることになったが…。
プシットとプシュットがいよいよ空へ。しかしながら、各家庭にはいろいろな事情があるもんだ。
(吉村正一郎訳/出帆社『ルーフォック・オルメスの冒険』所収)
                (2005.5.27/菅井ジエラ)

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