受賞作家一覧　

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エドガー賞

1945年
処女長編　『夜の監視（Watchful at Night）』ジュリアス・ファスト

1946年
処女長編　『水平線の男（地平線の男）（The Horizontal Man）』ヘレン・ユースティス

1947年
処女長編　『わが街、シカゴ（The Fabulous Clipjoint）』『シカゴ・ブルース』フレドリック・ブラウン
短編　「数多くのアンソロジーおよび『ＥＱＭＭ』の編集に対して」エラリイ・クイーン

1948年
処女長編　『The Room Upstairs（The Room Upstairs）』ミルドレッド・デイヴィス
短編　「数々の雑誌及び『Dead Man Blues』『The Blue Ribbon』における短編のたゆまぬ秀逸さに対して」ウィリアム・アイリッシュ

1949年
処女長編　『ボディを見てから驚け（What a Body !）』アラン・グリーン
短編　「『ＥＱＭＭ』を通じての10年間の功労を評して」エラリイ・クイーン

1950年
処女長編　『マンハッタンの悪夢（Nightmare in Manhattan）』トマス・ウォルシュ
短編　『Diagnosis: Homicide（Diagnosis: Homicide）』ローレンス・Ｇ・ブロックマン

1951年
処女長編　『Strangle Hold（Strangle Hold）』メアリ・マクマラン
短編　『Fancies and Goodnights（Fancies and Goodnights）』ジョン・コリア

1952年
処女長編　『Don't Cry for Me（Don't Cry for Me）』ウィリアム・キャンベル・ゴールト
短編　『Something to Hide（Something to Hide）』フィリップ・マクドナルド

1953年
処女長編　『死の接吻（A Kiss Before Dying）』アイラ・レヴィン
長編　『死の月（Beat Not the Bones）』シャーロット・ジェイ
短編　『あなたに似た人（Someone Like You）』ロアルド・ダール

1954年
処女長編　『さらばいとしのローズ（Go,Lovely Rose）』ジーン・ポッツ
長編　『長いお別れ（The Long Goodbye）』レイモンド・チャンドラー
短編　『パーティの夜（The House Party）』スタンリイ・エリン

1955年
処女長編　『完全主義者（The Perfectionist）』レイン・カウフマン
長編　『狙った獣（Beast in View）』マーガレット・ミラー
短編　『夢見るなかれ（Dream No More）』フィリップ・マクドナルド

1956年
処女長編　『レベッカの誇り（Rebecca's Pride）』ドナルド・Ｍ・ダグラス
長編　『毒薬の小壜（A Dram of Poison）』シャーロット・アームストロング
短編　『ブレッシントン計画（The Blessington Method）』スタンリイ・エリン

1957年
処女長編　『Knock and Wait a While（Knock and Wait a While）』ウィリアム・ロール・ウィークス
長編　『ゆがめられた昨日（Room to Swing）』エド・レイシイ
短編　『壜の中の手記（The Secret of the Bottle）』ジェラルド・カーシュ

1958年
処女長編　『恐怖への明るい道（The Bright Road to Fear）』リチャード・マーティン・スターン
長編　『第八の地獄（The Eighth Circle）』スタンリイ・エリン
短編　『その向こうは――闇（Over There―Darkness）』ウィリアム・オファレル

1959年
処女長編　『グレイ・フラノの屍衣（The Gray Flannel Shroud）』ヘンリイ・スレッサー
長編　『夜明け前の時（The Hours Before Dawn）』シーリア・フレムリン
短編　『女主人（The Landlady）』ロアルド・ダール

1960年
処女長編　『檻の中の人間（The Man in the Cage）』ジョン・Ｈ・ヴァンス
長編　『犯罪の進行（The Progress of a Crime）』ジュリアン・シモンズ
短編　『虎よ（Tiger）』ジョン・ダラム

1961年
処女長編　『緑の死（The Green Stone）』スーザン・ブラン
長編　『ギデオンと放火魔（Gideon's Fire）』Ｊ・Ｊ・マリック
短編　『ラホーア兵営事件（Affair at Lahore Cantonment）』エイヴラム・デイヴィッドスン

1962年
処女長編　『亡命者（The Fugitive）』ロバート・Ｌ・フィッシュ
長編　『死と陽気な女（Death and the Joyful Woman）』エリス・ピーターズ
短編　『ヨット・クラブ（The Sailing Club）』デイヴィッド・イーリイ

1963年
処女長編　『殺しはフィレンツェ仕上げで（The Florentine Finish）』コーネリアス・ハーシュバーグ
長編　『真昼の翳（The Light of Day）』エリック・アンブラー
短編　『Man Gehorcht（Man Gehorcht）』レスリー・アン・ブラウンリッグ

1964年
処女長編　『金曜日ラビは寝坊した（Friday the Rabbi Slept Late）』ハリイ・ケメルマン
長編　『寒い国から帰ってきたスパイ（The Spy Who Came in from the Cold）』ジョン・ル・カレ
短編　『殺人のＨ（H as in Homicide）』ローレンス・トリート

1965年
処女長編　『夜の熱気の中で（In the Heat of the Night）』ジョン・ボール
長編　『不死鳥を殪せ（The Quiller Memorandum）』アダム・ホール
短編　『悪の可能性（The Possibility of Evil）』シャーリイ・ジャクスン

1966年
処女長編　『冷戦交換ゲーム（The Cold War Swap）』ロス・トーマス
長編　『雨の国の王者（The King of the Rainy Country）』ニコラス・フリーリング
短編　『選ばれたもの（The Chosen One）』リース・デイヴィス

1967年
処女長編　『恐怖の掟（Act of Fear）』マイクル・コリンズ
長編　『我輩はカモである（God Save the Mark）』ドナルド・Ｅ・ウェストレイク
短編　『長方形の部屋（The Oblong Room）』エドワード・Ｄ・ホック

1968年
処女長編　『おとり（The Bait）』ドロシイ・ユーナック
処女長編　『シルヴァー・ストリート（Silver Street）』Ｅ・Ｒ・ジョンスン
長編　『緊急の場合は（A Case of Need）』ジェフリイ・ハドスン
短編　『世界を騙った男（The Man Who Fooled the World）』ウォーナー・ロウ

1969年
処女長編　『野獣の血（A Time of Predators）』ジョー・ゴアズ
長編　『罰金（Forfeit）』ディック・フランシス
短編　『さらば故郷（Goodbye,Pops）』ジョー・ゴアズ

1970年
処女長編　『盗聴（The Anderson Tapes）』ローレンス・サンダーズ
長編　『笑う警官（The Laughing Policeman）』マイ・シューヴァル＆ペール・ヴァールー
短編　『リガの森では、けものはひときわ荒々しい（In the Forests of Riga the Beasts Are Very Wild Indeed）』マージェリイ・フィン・ブラウン

1971年
処女長編　『妖術師の島（Finding Maubee）』Ａ・Ｈ・Ｚ・カー
長編　『ジャッカルの日（The Day of the Jackal）』フレデリック・フォーサイス
短編　『月下の庭師（Moonlight Gardener）』ロバート・Ｌ・フィッシュ

1972年
処女長編　『密殺の氷海（Squaw Point）』Ｒ・Ｈ・シャイマー
長編　『リンガラ・コード（The Lingala Code）』ウォーレン・キーファー
短編　『紫色の屍衣（The Purple Shroud）』ジョイス・ハリントン

1973年
処女長編　『十億ドルの賭け（The Billion Dollar Sure Thing）』ポール・アードマン
長編　『死者の舞踏場（Dance Hall of the Dead）』トニイ・ヒラーマン
短編　『鞭打たれた犬たちのうめき（The Whimper of Whipped Dogs）』ハーラン・エリスン

1974年
処女長編　『殺人方程式（Fletch）』グレゴリー・マクドナルド
長編　『法王の身代金（Peter's Pence）』ジョン・クリアリー
短編　『カーテンが降りて（The Fallen Curtain）』ルース・レンデル

1975年
処女長編　『白の捜査線（The Alvarez Journal）』レックス・バーンズ
長編　『ホップスコッチ（Hopscotch）』ブライアン・ガーフィールド
短編　『留置所（The Jail）』ジェシ・ヒル・フォード

1976年
処女長編　『ナッシュヴィルの殺し屋（The Thomas Berryman Number）』ジェイムズ・パタースン
長編　『約束の地（Promised Land）』ロバート・Ｂ・パーカー
短編　『恐ろしい叫びのような（Like a Terrible Scream）』エタ・リーヴェス

1977年
処女長編　『A French Finish（A French Finish）』ロバート・ロス
長編　『亡命詩人、雨に消ゆ（Catch Me: Kill Me）』ウィリアム・Ｈ・ハラハン
短編　『最後のチャンス（Chance After Chance）』トマス・ウォルシュ

1978年
処女長編　『視聴率の殺人（Killed in the Ratings）』ウィリアム・Ｌ・デアンドリア
長編　『針の眼（The Eye of the Needle）』ケン・フォレット
短編　『軒の下の雲（The Cloud Beneath the Eaves）』バーバラ・オウエンズ

1979年
処女長編　『ラスコの死角（The Lasko Tangent）』リチャード・ノース・パタースン
長編　『ラインゴルト特急の男（The Rheingold Route）』アーサー・メイリング
短編　『拳銃所持につき危険（Armed and Dangerous）』ジェフリイ・ノーマン

1980年
処女長編　『第三の眼（The Watcher）』ケイ・ノルティ・スミス
長編　『利腕（Whip Hand）』ディック・フランシス
短編　『ホーン・マン（Horn Man）』ホーン・マン

1981年
処女長編　『警察署長（Chiefs）』スチュアート・ウッズ
長編　『キラーバード、急襲（Peregrine）』ウィリアム・ベイヤー
短編　『エミリーがいない（The Absence of Emily）』ジャック・リッチー

1982年
処女長編　『逃げる殺し屋（The Butcher's Boy）』トマス・ペリー
長編　『ケープ・コッド危険水域（Billingsgate Shoal）』リック・ボイヤー
短編　『アイルランドに蛇はいない（There Are No Snakes in Ireland）』フレデリック・フォーサイス

1983年
処女長編　『殺人詩篇（The Bay Psalm Book Murder）』ウィル・ハリス
長編　『ラブラバ（La Brava）』エルモア・レナード
短編　『女ともだち（The New Girlfriend）』ルース・レンデル

1984年
処女長編　『ストライク・スリーで殺される（Strike Three,You're Dead）』リチャード・ローゼン
長編　『女刑事の死（Briarpatch）』ロス・トーマス
短編　『夜明けの光の中に（By the Dawn's Early Light）』ローレンス・ブロック

1985年
処女長編　『大きな枝が折れる時（When the Bough Breaks）』ジョナサン・ケラーマン
長編　『容疑者（The Suspect）』Ｌ・Ｒ・ライト
短編　『稲妻に乗れ（Ride the Lightning）』ジョン・ラッツ

1986年
処女長編　『ただでは乗れない（No One Rides for Free）』ラリー・バインハート
長編　『死との抱擁（A Dark-Adapted Eye）』バーバラ・ヴァイン
短編　『ピントン郡の雨（Rain in Pinton County）』ロバート・サンプスン

1987年
処女長編　『冷たい眼が見ている（Death Among Strangers）』デイドラ・Ｓ・ライケン
長編　『古い骨（Old Bones）』アーロン・エルキンズ
短編　『ソフト・モンキー（Soft Monkey）』ハーラン・エリスン
1988年
処女長編　『カロライナの殺人者（Carolina Skeletons）』デイヴィッド・スタウト
長編　『ツンドラの殺意（A Cold Red Sunrise）』スチュアート・Ｍ・カミンスキー
短編　『映画館（Flicks）』ビル・クレンショウ

1989年
処女長編　『相棒は女刑事（The Last Billable Hour）』スーザン・ウルフ
長編　『ブラック・チェリー・ブルース（Black Cherry Blues）』ジェームズ・リー・バーク
短編　『悪党どもが多すぎる（Too Many Crooks）』ドナルド・Ｅ・ウェストレイク

1990年
処女長編　『検屍官（Postmortem）』パトリシア・コーンウェル
長編　『ニューオーリンズの葬送（New Orleans Mourning）』ジュリー・スミス
短編　『エルヴィスは生きている（Elvis Lives）』リン・バレット

1991年
処女長編　『欲望の街（Slow Motion Riot）』ピーター・ブローナー
長編　『倒錯の舞踏（A Dance at the Slaughterhouse）』ローレンス・ブロック
短編　『九人の息子たち（Nine Sons）』ウェンディ・ホーンズビー

1992年
処女長編　『ナイトホークス（The Black Echo）』マイクル・コナリー
長編　『密造人の娘（Bootlegger's Daughter）』マーガレット・マロン
短編　『メアリー、ドアを閉めて（Mary,Mary,Shut the Door）』ベン・シュッツ

1993年
処女長編　『捜査官ケイト（A Grave Talent）』ローリー・Ｒ・キング
長編　『女彫刻家（The Sculptress）』ミネット・ウォルターズ
短編　『ケラーの治療法（Keller's Therapy）』ローレンス・ブロック

1994年
処女長編　『ケイヴマン（The Caveman's Valentine）』ジョージ・ドーズ・グリーン
長編　『処刑前夜（The Red Scream）』メアリ・Ｗ・ウォーカー
短編　『ダンシング・ベア（The Dancing Bear）』ダグ・アリン

1995年
処女長編　『ツイン・シティに死す（Penance）』デイヴィッド・ハウスライト
長編　『敵手（Come to Grief）』ディック・フランシス
短編　『判事の跡継ぎ（The Judge's Boy）』ジーン・Ｂ・クーパー

1996年
処女長編　『夜の片隅で（Simple Justice）』ジョン・モーガン・ウィルスン
長編　『緋色の記憶（The Chatham School Affair）』トマス・Ｈ・クック
短編　『赤粘土の町（Red Clay）』マイケル・マローン

1997年
処女長編　『ロス・アラモス　運命の閃光（Los Alamos）』ジョゼフ・キャノン
長編　『シマロン・ローズ（Cimarron Rose）』ジェームズ・リー・バーク
短編　『ケラーの責任（Keller on the Spot）』ローレンス・ブロック

1998年
処女長編　『氷の闇を越えて（Cold Day in Paradise）』スティーヴ・ハミルトン
長編　『記憶なき殺人（Mr.White's Confession）』ロバート・クラーク
短編　『Poachers（Poachers）』トム・フランクリン

1999年
処女長編　『頭蓋骨のマントラ（The Skull Mantra）』エリオット・パティスン
長編　『骨（Bones）』ジャン・バーク
短編　『英雄たち（Heroes）』アン・ペリー

2000年
処女長編　『紙の迷宮（A Conspiracy of Paper）』デイヴィッド・リス
長編　『ボトムズ（The Bottoms）』ジョー・Ｒ・ランズデール
短編　『ミッシング・イン・アクション（Missing in Action）』ピーター・ロビンスン

2001年
処女長編　『覗く。（Line of Vision）』デイヴィッド・エリス
長編　『サイレント・ジョー（Silent Joe）』Ｔ・ジェファーソン・パーカー
短編　『ペテン師ディランシー（Double-Crossing Delancy）』Ｓ・Ｊ・ローザン

2002年
処女長編　『The Blue Edge of Midnight（The Blue Edge of Midnight）』ジョナソン・キング
長編　『Winter and Night（Winter and Night）』Ｓ・Ｊ・ローザン
短編　『メキシカン・ギャツビー（Mexican Gatsby）』レイモンド・ステイバー

2003年
処女長編　『Death of a Nationalist（Death of a Nationalist）』レベッカ・パヴェル
長編　『甦る男（Resurrection Men）』イアン・ランキン
短編　『The Maids（The Maids）』Ｇ・ミキ・ヘイデン

2004年
処女長編　『Country of Origin（Country of Origin）』Don Lee
長編　『California Girl（California Girl）』T・ジェファーソン・パーカー
短編　『Something About a Scar（Something About a Scar）』Laurie Lynn Drummond

全米図書賞

1950　ネルソン・オルグレン　『黄金の腕（The Man with the Golden Arm）』
1951　ウィリアム・フォークナー　"The Collected Stories of William Faulkner"
1952　ジェームズ・ジョーンズ　『地上より永遠に（From Here to Eternity）』
1953　ラルフ・エリスン　『見えない人間（Invisible Man）』
1954　ソール・ベロー　『オーギー・マーチの冒険（The Adventures of Augie March）』
1955　ウィリアム・フォークナー　『寓話（A Fable）』
1956　ジョン・オハラ　"Ten North Frederick"
1957　ライト・モリス　『視界（The Field of Vision）』
1958　ジョン・チーヴァー　『ワップショット家の人びと（The Wapshot Chronicle）』
1959　バーナード・マラマッド　『魔法の樽（The Magic Barrel）』
1960　フィリップ・ロス　『さようならコロンバス（Goodbye Columbus）』
1961　コンラッド・リクター　"The Waters of Kronos"
1962　ウォーカー・パーシー　『映画狂（The Moviegoer）』
1963　J.F. Powers　"Morte d'Urban"
1964　ジョン・アップダイク　『ケンタウロス（The Centaur）』
1965　ソール・ベロー　『ハーツォグ（Herzog）』
1966　キャサリン・A・ポーター　"The Collected Stories of Katherine Anne Porter"
1967　バーナード・マラマッド　『修理屋（The Fixer）』
1968　ソーントン・ワイルダー　『第八の日に（The Eighth Day）』
1969　イエールジ・コジンスキー　『異境（Steps）』
1970　ジョイス・キャロル・オーツ　『かれら（Them）』
1971　ソール・ベロー　『サムラー氏の惑星（Mr. Sammler's Planet）』
1972　フラナリー・オコナー　"The Complete Stories of Flannery O'Connor"
1973　ジョン・バース　『キマイラ（Chimera）』
ジョン・ウィリアムズ　『アウグストゥス（Augustus）』
1974　アイザック・B・シンガー　"A Crown of Feathers and Other Stories"
トマス・ピンチョン　『重力の虹（Gravity's Rainbow）』
1975　ロバート・ストーン　"Dog Soldiers"
トマス・ウィリアムズ　"The Hair of Harold Roux"
1976　ウィリアム・ギャディス　『JR（Jr）』
1977　ウォーレス・ステグナー　『スペクテイター・バード（The Spectator Bird）』
1978　メアリー・リー・セトル　"Blood Ties"
1979　ティム・オブライエン　『カチアートを追跡して（Going After Cacciato）』
1980　ウィリアム・スタイロン　『ソフィーの選択（Sophie's Choice）』
ジョン・アーヴィング　『ガープの世界（The World According to Garp）』
ジョン・D・マクドナルド　"The Green Ripper"
William F. Buckley Jr　"tained Glass"
フレデリック・ポール　『ＪＥＭ（Jem）』
ウォルター・ワンジェリン・ジュニア　『ダン・カウの書（The Book of the Dun Cow）』
1981　ライト・モリス　"Plains Song"
ジョン・チーヴァー　"The Stories of John Cheever"
1982　ジョン・アップダイク　『金持になったウサギ（Rabbit Is Rich）』
ウィリアム・マックスウェル　"So Long, See You Tomorrow"
1983　アリス・ウォーカー　『カラーパープル（The Color Purple）』
ユードラ・ウェルティ　"The Collected Stories of Eudora Welty"
1984　エレン・ギルクリスト　『日本に勝つ（Victory Over Japan: A Book of Stories）』
1985　ドン・デリーロ　『ホワイト・ノイズ（White Noise）』
1986　E・L・ドクトロウ　『紐育万国博覧会（World's Fair）』
1987　Larry Heinemann　"Paco's Story"
1988　ピート・デクスター　『パリス・トラウト（Paris Trout）』
1989　John Casey　"Spartina"
1990　チャールズ・ジョンソン　『中間航路（Middle Passage）』
1991　ノーマン・ラッシュ　"Mating"
1992　コーマック・マッカーシー　『すべての美しい馬（All the Pretty Horses）』
1993　エドナ・アニー・プルー　『シッピング・ニュース（The Shipping News）』
1994　ウィリアム・ギャディス　『彼一人の浮かれ騒ぎ（A Frolic of His Own）』
1995　フィリップ・ロス　『父の遺産（Sabbath's Theater）』
1996　Andrea Barrett　"Ship Fever and Other Stories"
1997　チャールズ・フレイジャー　『コールドマウンテン（Cold Mountain）』
1998　アリス・マクダーモット　『チャーミング・ビリー（Charming Billy）』
1999　ハ・ジン　『待ち暮らし（Waiting）』
2000　スーザン・ソンタグ　"In America"
2001　ジョナサン・フランゼン　『コレクションズ（The Corrections）』
2002　ジュリア・グラス　『六月の組曲（Three Junes）』
2003　シャーリー・ハザード　"The Great Fire"
2004　リリー・タック　"The News from Paraguay"
2005　ウィリアム・T・ヴォルマン　"Europe Central"
2006　リチャード・パワーズ　"The Echo Maker"
2007　デニス・ジョンソン　『煙の樹（Tree of Smoke）
2008　ピーター・マシーセン(Peter Matthiessen)　 "Shadow Country"
2009　コラム・マッキャン（Colum McCann）　 "Let the Great World Spin"

ゴンクール賞

※表記上の問題により、フランス語固有のアクセント記号等は省略しています。

1903　ジョン＝アントワーヌ・ノー（John-Antoine Nau）　Force ennemie
1904　レオン・フラピエ（Leon Frapie）　『母の手（La maternelle）』
1905　クロード・ファレール（Claude Farrere）　Les civilises
1906　タロー兄弟（Jerome et Jean Tharaud）　『作家の情熱（Dingley, l'illustre ecrivain） 』
1907　Emile Moselly　Terres lointaines
1908　フランシス・ド・ミオマンドル（Francis de Miomandre）　『水に描く（Ecrit sur l'eau）』
1909　マリウス・アリ・ルブロン（Marius-Ary Leblond）　En France
1910　ルイ・ペルゴー（Louis Pergaud）　De Goupil a Margot
1911　アルフォンス・ド・シャトーブリアン（Alphonse de Chateaubriant）　Monsieur de Lourdines
1912　アンドレ・サヴィニョン（Andre Savignon）　Filles de Pluie
1913　Marc Elder　Le peuple de la mer
1914　Adrien Bertrand　L'appel du sol（戦争のための中断により1916年に受賞）
1915　ルネ・バンジャマン（Rene Benjamin）　Gaspard
1916　アンリ・バルビュス（Henri Barbusse）　『砲火（Le feu）』
1917　Henri Malherbe　La flamme au poing
1918　ジョルジュ・デュアメル（Georges Duhamel）　Civilisation
1919　マルセル・プルースト（Marcel Proust）　『花咲く乙女たちのかげに（A l'ombre des jeunes filles en fleurs）』
1920　エルネスト・ペロション（Ernest Perochon）　『眠れる沼(ネエヌ) （Nene）』
1921　ルネ・マラン（Rene Maran）　『バツアラ（Batouala）』
1922　アンリ・ベロー（Henri Beraud）　Le vitriol de lune
1923　Lucien Fabre　Rabevel ou le mal des ardents
1924　Thierry Sandre　Le chevrefeuille
1925　モーリス・ジュネヴォア（Maurice Genevoix）　Raboliot
1926　Henry Deberly　Le supplice de Phedre
1927　モーリス・ブデル（Maurice Bedel）　『北緯六十度の恋 : ジェロオム（Jerome , 60゜, latitude nord）』
1928　モーリス・コンスタンタン＝ウェイエル（Maurice Constantin-Weyer）　『或る行動人の手記 : 一人の男がわが過去を覗きこむ（Un homme se penche sur son passe）』
1929　マルセル・アルラン（Marcel Arland）　『秩序（L'ordre）』
1930　アンリ・フォコニエ（Henri Fauconnier）　Malaisie
1931　Jean Fayard　Mal d'amour
1932　Guy Mazeline　Les loups
1933　アンドレ・マルロー（Andre Malraux）　『人間の条件（La condition humaine）』
1934　Roger Vercel　Capitaine Conan
1935　Joseph Peyre　Sang et Lumiere
1936　マグザンス・ヴァン・デル・メルシュ（Maxence Van der Meersch）　L'empreinte de Dieu
1937　シャルル・プリニエ（Charles Plisnier）　『偽旅券（Faux-passeports）』
1938　アンリ・トロワイヤ（Henri Troyat）　『蜘蛛（L'araignee）』
1939　フィリップ・エリア（Philippe Heriat）　『アニエスの結婚（Les enfants gates）』
1940　Francis Ambriere　Les grandes vacances
1941　アンリ・プーラ（Henri Pourrat）　Vent de Mars
1942　マルク・ベルナール （Marc Bernard）　『追憶のゴルゴダ（Pareils a des enfants）』
1943　Marius Grout　Passage de l'homme
1944　エルザ・トリオレ（Elsa Triolet）　Le premier accroc coute deux cents francs
1945　Jean-Louis Bory　Mon village a l'heure allemande
1946　ジャン=ジャック・ゴーティエ（Jean-Jacques Gautier）　Histoire d'un fait divers
1947　Jean-Louis Curtis　Les forets de la nuit
1948　モーリス・ドリュオン（Maurice Druon）　『大家族（Les grandes familles）』
1949　ロベール・メルル（Robert Merle）　『ズイドコートの週末（Week-end a Zuydcoote）』
1950　ポール・コラン（Paul Colin）　『野蛮な遊び（Les jeux sauvages）』
1951　ジュリアン・グラック（Julien Gracq）　『シルトの岸辺（Le rivage des Syrtes）』
1952　ベアトリス・ベック（Beatrice Beck）　Leon Morin, pretre
1953　ピエール・ガスカール（Pierre Gascar）　『けものたち；死者の時 （Les betes & Le temps des morts）』
1954　シモーヌ・ド・ボーヴォワール（Simone de Beauvoir）　『レ・マンダラン（Les mandarins）』
1955　Roger Ikor　Les eaux melees(T.II Les fils d'Avrom)
1956　ロマン・ギャリイ（Romain Gary）　『天国の根（Les racines du Ciel）』
1957　ロジェ・バイヤン（Roger Vailland）　『掟（La Loi）』
1958　Francis Walder　Saint-Germain ou la negociation
1959　Andre Schwart-Bart　Le dernier des justes
1960　（受賞者なし）
1961　ジャン・コー（Jean Cau）　『神のあわれみ（La pitie de Dieu）』
1962　アンナ・ラングフュス（Andre Langfus）　『砂の荷物（Les bagages de sable）』
1963　アルマン・ラヌー（Armand Lanoux）　Quand la mer se retire
1964　ジョルジュ・コンション（Georges Conchon）　L'etat sauvage
1965　ジャック・ボレル（Jacques Borel）　L'adoration
1966　エドモンド・シャルル=ルー（Edmonde Charles-Roux）　『忘却のパレルモ（Oublier Palerme）』
1967　アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ（Andre Pieyre de Mandiargues）　『余白の街（La Marge）』
1968　Bernard Clavel　Les fruits de l'hiver
1969　フェリシャン・マルソー（Felicien Marceau）　『クリージー（Creezy）』
1970　ミシェル・トゥルニエ（Michel Tournier）　『魔王（Le roi des Aulnes）』
1971　Jacques Laurent　Les Betises
1972　ジャン・カリエール（Jean Carriere）　『森の中のアシガン（L'Epervier de Maheux）』
1973　ジャック・シェセックス（Jacques Chessex）　『鬼（L'ogre）』
1974　パスカル・レネ（Pascal Laine）　『レースを編む女（La dentelliere）』
1975　エミール・アジャール（Emile Ajar）　『これからの一生（La vie devant soi）』
1976　パトリック・グランヴィル（Patrick Grainville）　『火炎樹（Les Flamboyants）』
1977　ディディエ・ドウコワン（Didier Decoin）　John l'Enfer
1978　パトリック・モディアノ（Patrick Modiano）　『暗いブティック通り（Rue des boutiques obscures）』
1979　アントニーヌ・マイエ（Antonine Maillet）　Pelagie la charette
1980　Yves Navarre　Le jardin d'acclimatation
1981　リュシアン・ボダール（Lucien Bodard）　Anne-Marie
1982　ドミニック・フェルナンデス（Dominique Fernandez）　『天使の手のなかで（Dans la main de l'ange）』
1983　フレデリック・トリスタン（Frederic Tristan）　Les Egares
1984　マルグリット・デュラス（Marguerite Duras）　『愛人（ラマン）（L'amant）』
1985　Yann Queffelec　Les noces barbares
1986　Michel Host　Valet de nuit
1987　ターハル・ベン=ジェルーン（Tahar Ben Jelloun）　『聖なる夜（La nuit sacree）』
1988　エリック・オルセナ（Erik Orsenna）　L'exposition coloniale
1989　ジャン・ヴォートラン（Jean Vautrin）　Un grand pas vers le Bon Dieu
1990　ジャン・ルオー（Jean Rouaud）　『名誉の戦場（Les champs d'honneur）』
1991　Pierre Combescot　Les filles du calvaire
1992　パトリック・シャモワゾー（Patrick Chamoiseau）　『テキサコ（Texaco）』
1993　アミン・マアルーフ（Amin Maalouf）　『タニオスの岩（Le rocher de Tanios）』
1994　ディディエ・ヴァン・コーヴラール（ Didier Van Cauwelaert）　『片道切符（Un aller simple）』
1995　アンドレイ・マキーヌ（Andrei Makine）　『フランスの遺言書（Le Testament francais）』
1996　パスカル・ローズ（Pascale Roze）　『ゼロ戦（Le Chasseur zero）』
1997　パトリック・ランボー（Patrick Rambaud）　『戦闘（La Bataille）』
1998　ポール・コンスタン（Paule Constant）　Confidence pour confidence
1999　ジャン・エシュノーズ（Jean Echenoz）　『ぼくは行くよ（Je m'en vais）』
2000　ジャン＝ジャック・シュル（Jean-Jacques Schuhl）　『黄金の声の少女（Ingrid Caven）』
2001　ジャン＝クリストフ・リュファン（Jean-Christophe Rufin）　『ブラジルの赤（Rouge Bresil）』
2002　パスカル・キニャ−ル（Pascal Quignard）　『さまよえる影（Les ombres errantes）』
2003　ジャック＝ピエール・アメット（Jacques-Pierre Amette） 　『ブレヒトの愛人（La maitresse de Brecht）』
2004　ローラン・ゴデ（Laurent Gaude） 　『スコルタの太陽（Le Soleil des Scorta）』
2005　フランソワ・ヴェイエルガンス（Francois Weyergans） 　『母の家で過ごした三日間（Trois jours chez ma mere）』
2006　ジョナタン･リテル（Jonathan Littel） 　Les Bienveillantes
2007　ジル・ルロワ（Gilles Leroy） 　『ゼルダ　最後のロマンティシスト（Alabama Song）』
2008　アティーク ラヒーミー（Atiq Rahimi） 　『悲しみを聴く石（Syngue Sabour: La pierre de patience）』
2009　マリー・ンディアイ（Marie NDiaye） 　Trois femmes puissantes