ピエール・カミを読む






「はらきりジャポンの夢」


日本の水車場での話。
父が不満たらたらの体で息子に訴える。
“川の水が流れなくなり、最早、水車でコショーを挽くことができない”
父と同意見で、残念でならない息子。
父曰く、彼が赤ん坊の時分から水車の“ゴトーン”という音を子守歌がわりにして寝ていたというのだが、それも今では遠い昔のことになってしまったのかと。
しかし、その水車にまったくの奇蹟が起きる。……。

この作品の原著について何か情報をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。
(訳者不詳/「新青年」昭和4年9月号所収)
                (2007.3.21/菅井ジエラ)

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