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ミステリを読む




九鬼紫郎
「夜の顔役 ─ 青児シリーズ(5) ─」


私立探偵の白井青児が働く東洋探偵社に、銀座のハヤマ宝石店の店主から依頼が入った。店主の甥である森中幸助が1000万円の宝石を持って、行方をくらましたという。
女性と一緒に鹿児島行きの列車に乗っていたという証言をもとに、熱海へ向かう青児。同時に、一緒にいたという女性の風貌と、森中がダンス好きだったということから、ダンスホールを虱つぶしにあたる。
行方不明になっているダンサーがいないか探していると、青児の前に新宿のダンスホールにいたダンサー、久野トリ子が現れた。

…三人組ギャングによる自動車強奪。熱海の裏世界を牛耳る中国人グループ。久野トリ子。そして謎の男。
解決の糸口が見つからない中、森中の死体が発見されたというニュースが青児の耳に入った。

ホテル住まいで、愛車のスポーツカーに乗って事件を解決する、白井青児シリーズ第5弾。

(川津書店『夜の顔役 ─ 青児シリーズ(5) ─』)

                           (2013.4.13/菅井ジエラ)

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